橋がぶっ壊れたり、木が90度に折れ曲がっちゃったり、傘がおちょこになっちゃったり。
事務所の前の山手通りは行き交う車で水しぶきがバッシャ〜っと、ハンパ無かったっす。

豪雨と強風で色々なものが洗い流されて、すっ飛ばされて、台風が過ぎるとカラッと晴天。
台風一過、まだまだ強風は続いていましたが、通勤時間には何かすっきりと、空気も澄んで
清々しい思いでした。

とある海洋学者が、海は巨大なスープのようなもので、様々な気象変化と共に混ぜ合わされ
また浄化し、生物と共に生きているものだという事を思い出し
人間の被害は困りますが、台風で色々すっ飛んで、ぶっ壊れて、ものごとが刷新される感覚と
今の自分の気持ちがリンクし、そんな思いでウロウロしながら写真を撮っていました。
空気も澄んで、朝の強い太陽光に何故か胸躍らせられていました。
結構真剣にカメラを構えて視線には気づきませんでしたが、なにげにギター#1
に目撃されていたようですヌ。

増水した濁った目黒川を眺めながら
近いうち、何かが、世界の見え方が、考え方が、変わる出来事が起こるのではないかなあ〜?
と、様々な妄想を膨らせていました。
鏡像のように「ある」世界を現実と錯覚し続けたきた延長線上の、今日において知覚する現実に対し
はたして、僕に更なる視野をもたらせてくれるのでしょうか?
先日、とあるメールの返信に「観念的自立人間」という言葉が自然と湧いて
最近の想いのたけを綴って心の友へ送りましたが
そんなニュアンスの立脚点をより明確にしていく事も今後の課題であると感じています。

デュシャンの言った
「本来の大衆に出会うにはあと100年の時間が必要だ」
という言葉が発せられてから、もうじきその100年後に到達するところですが
ホントかウソか、一体何の事やら?
その言葉を信じてやまない今日この頃です。
でも、何かがゴロリと、大きく変わりそうな気配がするのです。
...ってな妄想が、僕の旬です。
う〜ん、ファンタスティックぅぅぅ.....